毎日楽しく生活していくために~乳がん編~
今日も寒さが続きます…。マキです。
来月に健康診断が待ってることから、看護師の立場や経験から感じたことをブログから知ってもらいうために、少し健康について話していこうかと思います。
昔は「ガン」と言えば、高齢者の方がなる病気と考えていた人が多いと思います。今では現代病とは言えませんが、若い20代の人もなる病気ですね。
その中で最近よく聞く病気の一つとして挙げるとしたら、やっぱり「乳がん」です。今では現代病ともいわれ、最近では20代の人や30代だったり若い年齢の人でもかかる病気になってます。
その多くの病気経験者の人達が、
「乳がん検診をしましょう」
と呼びかけています。私も健康診断の時に一度、乳腺炎と診断され経過観察という経験があります。その時は健康診断での結果がきたときに、「要検査」との二文字がありました。正直あせりました。結果は再検査で「乳腺炎」と診断です。
私は思わずその時の先生に(勤務している病院で再検査してます)
わたし⇒ 「ビックリしました。良かった何ともなくて」
医師⇒ 「何かあったら困るから、少しでも気になる場所があれば再検査になるんだよ」
医師からの話で気になる箇所があったから、再検査にしたと話をきいて安心しました。
では乳がんとはどんな病気なのか?またどんな検査があるのか。現役ナースの私が分かりやすく説明していきます。
目次
乳がんとはどんな病気?
では簡単に「乳がん」について少しお話します。
乳がんの多くは、乳管から発生することが多く、それを「乳管がん」ともう一つの「小葉がん」があります。これは、細胞診検査で取った組織を、顕微鏡で確認するまで区別できないそうです。
また乳がんが分かる前に、他の組織に転移したことからに詳しく調べた結果で乳がんと分かる場合もあります。これがいわゆる多臓器に転移してたことのなるわけです。
どんな症状?
一般的に見つかる方法として言われているのが、
しこり
乳房のしこりでは、乳がんが進行すると自分でそのしこりが分かるまで大きくなることがあります。ここで注意したいのが、全てのしこりが乳がんとは限らない事です。
先ほどお話したように、私は検診で要検査になりました。その時に自分で乳房を触り「しこり」に気づかなかったです。検査の結果良性の「乳腺症」だったとお話したように、すべてが乳がんと限らないのです。自分で触ってみて気になる「しこり」があるときは、すぐに専門医に見てもらってください。
近くにある「乳腺外科」が一番お勧めですが、ない場合は「外科」でも大丈夫かと思います。その時にしっかりと乳がんかどうか診てもらいたい、医師は女性かどうか前もって確認した方がいいです。
先生だから仕方ない…。と思って見てもらうのものいいですが、初めての診察の時は、
だいたい触診します。手で触ってしこりがあるかどうか医師か確認したりすること。
中にはとても若い男性医師が診る場合もあります。羞恥心を考えたら少し辛いですよね…。
エクボのようなひきつれがある
乳がんが皮膚の近くまで進行すると、エクボのようなひきつれができます。
簡単に分かる方法としては、両手をバンザイするように挙げてみたときに凹む箇所があるかないかです。また、それと同時に乳頭部分からの血の混じった分泌液が出ることもあり、皮膚も硬くなり痛みや熱を持つ場合があります。
リンパ節の腫れ
乳房の近くには、ワキの下にあるリンパ節を含めて3か所あります。特に、ワキの下のリンパ節が大きくなるとリンパの流れが悪くなり、腕が浮腫んだりしびれといった症状が出てくる時があります。
発生の要因は
少し難しく言うと、女性ホルモンの「エストロゲン」が多いことが原因の一つとされています。今ではエストロゲンを含みむ避妊薬を使用する人も多いので、注意して欲しいです。
またよく言われるのが、
初経年齢が早い・閉経年齢が早い・出産経験が早い・出産年齢が遅い・授乳経験がない
飲酒・閉経後の肥満・第一親等(自分の親または子)で乳がんになつた血縁者がいる。
これはあくまでも危険性が高いだけだそうです。第一親等(自分の親または子)でなりやすいと言われているのが、「遺伝」です。医師に確認したところ、
「50%前後の確立でなりやすい。」
と話してまし。これは同じDNAだからですかね…。実際に家族や子供でに乳がん患者がいないいのに、乳がんになってしまった人もいたので、今は何がいいのか悪いのかが分からないと思います。
予防策や健診
予防策
これは度病気も同じだと思いますが、適度な運動・禁煙・適切な飲酒・バランスの取れた食事が効果的だと思います。そのためにも、しっかりとした睡眠も大切かと思います。
検診
早期発見をするためにも、適切な健康診断をすることが一番かと思います。自分でもできる簡単な検診方法は、毎日お風呂の時に自分自身で触ってチェックすること!これをするだけでも、違います。ちなみに私は、毎日おふろで自分の体のボディーチェックしてます。この時に毎日思う事が、ここ痩せないなぁと嘆くことも…。これもこれでショックです。
マンモグラフィー検査は、いわゆるレントゲン検査です。乳腺エコーはそのままの通りのエコー検査。検査方法はこの2種類です。私の場合はマンモグラフィー検査で気になる箇所があったため、乳腺エコーをしました。そのエコー画像を見ながら先生がチェックしての診察です。
医師の診察の時に言われた言葉で、私の見えないしこりは血流がないそうです。これがポイントで小さいしこりでも中に血流があると、しこり部分が活動している証拠だから大きくなる可能性があるそうです。このことも含めて気になるしこりなどの自覚症状があった場合には、すぐに近くに医療機関を受診してください。
最後に…。
昔と違い今では年齢に関係なく様々な「がん患者」がいます。その中での乳がんの早期発見するにはやっぱり検診が必要です。
特に若い人や障害を持っている方は、気づかない場合があります。20代や30代でも何か気になるしこりがあるのを分かっているのに、「乳がん」と診断されるのが怖いため診察に来れない人もいます。家族のなかで何か気になることがあったらすぐに話してあげてください。
夫の場合⇒妻(一人で抱えているかもしれません。話し聞いて支えてあげてください)
妻の場合⇒夫(話したらスッキリしますよ。一人の問題ではないんだから)
娘の場合⇒母親(怖がらず話ましょ。一緒に病院行くよ)
母親の場合⇒娘(ちょっとした今までとは違うことは無いですか。)
看護師で働いていると色んな人を診ているので、少しでも力になれたらいいと思い今回は乳がんについて書きました。
参考にして頂くと嬉しいです。